1989年11月20日の国連総会で、「子どもの権利条約」が全会一致で採択されました。
この条約は、18歳未満を子どもと位置づけ、世界のすべての子どもたちに、自らが権利を持つ主体であることを約束したものです。国連加盟国数を上回る196の国・地域で締結され(2021年11月現在)、世界で最も広く受け入れられている条約となっています。
日本は1994年4月22日に批准し、今年30周年となります。
しかし、「子どもの権利条約」を締約しただけで子どもの権利は守られるようなものではなく、日本でもいまだ課題は山積しています。
本特集では、あらためて「子どもの権利条約」について学び合い、子どもの権利が実現する社会にむけてとりくみを進めたいと考えています。