2/1~2/2、東京にて、全国青年教職員学習交流集会「TANE!」が開催され、227人の青年が集い、学び、交流しました。
2009年度から開催している「TANE!」は、今年度11回目の開催です。1日目は全体会と校種別・テーマ別分科会がおこなわれました。
今回のテーマは「学校って何?何で勉強するの?」。全体会ではさくらももこさん原作のアニメ「コジコジ」をもとにトークセッションを行い、首都大学東京の杉田真衣さんが「困難さの背景には何があるのか」「どう抜け出していくか」など問題提起をしながら、大学生、若手教員と率直に語り合いました。
杉田さんは「学びの空洞化が起きて学力とは何かが問われる時代になっている」と指摘。参加者からは「『学びは一人ではできない。他の人とすることで耕される』という言葉、教師としての役割がその言葉にあるような気がしました」などの感想が寄せられました。
分科会では、小学校・中学校・高校などのレポートを中心に学び合いました。
2日目の講座では、「変えていこう!私たちの働き方~変形労働制で解決できるの?」「子どもは人材?~教育ビジネスでなにがおきている?~」「貧困の中で生きる子どもたち~私たちは何ができるか~」や現地を巡るフィールドワークなど9つのテーマで学び合いました。参加者自身が悩みを出し合いながら他校種の青年とも交流する中で、悩んでいるのが自分だけじゃないことに気づき、幅広く学校や子どもを捉える機会をもつことができました。また、夕食交流会では沖縄から来た青年教職員の三線ライブなどで、盛り上がりました。