全教は、2018年9月に北海道胆振東部などを襲った地震災害に対して、全国からの支援と「子どもと学校の救援カンパ」を呼びかけてきました。10月11日に安平町、厚真町、むかわ町の教育委員会や学校をそれぞれ訪問しました。全国からのカンパを贈呈するとともに、それぞれの教育長などと懇談をしました。
通行不能のままになっている追分高校前の通学路
学校被害のあった安平町へ
安平町教育委員会では、種田直章教育長などに対応していただきました。有馬理江子副委員長からカンパの目録を受け取った教育長は、震災の被害状況を説明し、復旧にとりくんでいる様子を語りました。
町内の高校で実際に被災の様子を視察し、避難所となるはずだった体育館も危険で使用できなくなっていることや、子どもの通学路の安全への懸念、復旧作業の苦労など現地の先生方の思いを直接伺うことができました。
学校被害のあった厚真町へ
厚真町教育委員会では、遠藤秀明教育長などに対応していただきました。厚真町は震度7を北海道で初めて観測された地域で、町内のいたるところに土砂崩れや道路のうねりなどがみられ、衝撃の大きさを物語っていました。カンパの目録を受け取った教育長は、学校の被害状況や復旧に努めている様子を説明しました。
学校被害のあったむかわ町へ
むかわ町教育委員会では、長谷川孝雄教育長などに対応していただきました。カンパの目録を受け取った教育長は、学校の被害状況や復旧に努めている様子を説明しました。教職員の大変な状況も語りながら前向きに復旧に向けてとりくむ思いを話されました。また、「子どもと学校の救援カンパ」という趣旨をいかして子どもたちのために使いたいと伝えてくれました。
むかわ町教育委員会へカンパを手渡す