2014年12月に高大接続改革に係わる「答申」が出され、2015年1月16日には「高大接続改革実行プラン」が発表されました。同プランの実行方法を明示するために設置された「高大接続システム改革会議」が、9月15日に『中間まとめ』を公表しました。この「中間まとめ」においても、具体的なテストのあり方・作問方法・評価の方法など、肝心な部分については、依然として「今後の検討」として先送りしています。
このままでは被害を被るのは高校現場であり、高校生自身です!
マスコミ等は、高大接続問題を「センター試験に代わる新たな入試制度」のみに絞って報道し、予備校や受験会社が(場合によっては、大学までもが)、新しい大学入試制度への「対応」をあおっている状況です。
「中間まとめ」で示されている政策が、高校教育を直接・間接にどう変えようとしているのか、高校教育の課題改善のために、何をこそ改善すべきなのか、佐々木さん、中田さん、小池さん等の報告と参加者の意見交換で明確化していきたいと思います。
参加費は無料です。