愛媛県松山市で12月1日、「福島を忘れない!伊方を再稼働させない!『NO NUKES えひめ』」が開催されました。雨天の中、四国をはじめ全国から約8000人が集まり、集会後市内をデモ行進しました。全教は、愛媛県教組、愛高教、佐賀高教組など中国・四国・九州ブロック各組織を中心に多数参加しました。
愛媛県にある伊方原発は、再稼働の一番手にねらわれています。伊方原発の沖合6キロに中央構造線があり、地滑り地帯でもあります。ひとたび事故が起きれば、愛媛県内をはじめ、対岸の山口県、大分県、そして閉鎖性水域の瀬戸内海の被害は想像を絶するものがあります。集会では、「人類と原発は相容れません。原発は稼働させず、廃炉にするしかありません。安心できる社会をめざそう!」と強く訴えました。
集会は午前10時、大学生など青年でつくる「伊方原発をとめまっしょい☆若者連合」による「とめましょい!とめまっしょい!伊方原発とめまっしょい!みんなで原発とめまっしょい!」のコールで開会。昼を挟んで、スピーチと音楽が続く4時間の集会でした。
集会後は、愛媛県教組の新川雄也委員長を先頭に、「福島を忘れない!再稼働を許すな!原発のない今と未来を子どもたちに!」の横断幕を掲げ松山市内をデモ行進しました。