『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年12月号 11月20日発行〉

【特集】登校拒否・不登校から見える景色――安心できる居場所がほしい

  • 全教共済
専門部

青年部委員会 開催

 10月19日(土)~20日(日)に、全教青年部委員会が行われました。代議員・傍聴・常任委員も含め50名以上の参加者がそれぞれの思いを語り、活動の交流をしました。


 青年部委員会は、議案提案を受け、大阪と東京の指定討論から始まりました。大阪からは多忙で不安を抱える青年が多い中、青年部の「青年フェスタ」等のとりくみを通してつながりが広がったという報告がありました。東京からは、「ママパパ学習交流会」で、産休・育休中の青年が集まり、権利について学んでいるとりくみの報告がありました。2つの組織からの指定討論を受け、グループ討論では、青年の要求は何か、どのような青年部活動が求められているかについて参加者が率直に語りあう姿が見られました。

 翌日の全体討論では、青年がおかれている状況についての発言が続きました。「要求が人それぞれちがうことをふまえつつ、みとめながらつながっていこうと思った」「他の都道府県の現状を聞いて参考になったし、他の組織の活動を取り入れていきたい「同世代の青年たちの生の声を聞けた」との感想が寄せられました。

最後に執行部が見解を述べ、議案が満場一致で可決され、青年部委員会が締めくくられました。

20日(日)午後からは、「全国青年大集会2013」が明治公園で行われ、青年部委員会の参加者も多く参加しました。雨が降りしきる中での集会でしたが、全国各地から若者が集まり、ブラック企業への告発やたたかいの報告がされ、まともな仕事と人間らしい生活の実現をめざして声を上げようというアピールが採択されました。全教青年部も静岡の青年が教職員の長時間過密労働や、臨時教職員の問題などをとりあげ、うったえるとともに、青年同士手をつなぎ、ともにがんばろうと発言しました。

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