日比谷野外音楽堂で開催された中央集会には、全教・教組共闘の参加者は約350名、全体で2000名が参加しました。
集会では、全労連の大黒議長が主催者を代表してあいさつ、小田川事務局長が情勢報告を行いました。また集会の中で、全教を代表して今谷賢二書記長が、安倍政権がすすめる「教育再生」攻撃のもとでのたたかう決意を表明。子どもと教育を守るために、新たな教職員定数改善計画の策定、教育費の無償化の前進、「えがお署名」をはじめとした文科省の概算要求に向けたとりくみ、地方賃下げに反対するたたかいなど全教・教組共闘のたたかいを報告し、引き続くたたかいの決意を表明しました。
また、全労連公務部会が主催する人事院前要求行動では、長野高教組書記次長の吉田由美子さんが決意表明を行いました。吉田さんは長野における国家公務員に準じた賃下げとのたたかいの経過と到達点に触れながら、公務員賃金の改善に向けて人事院が自らの責任を果たすよう強く求めました。
人事院前行動の終了後、全労連公務部会は人事院勧告にむけてとりくんだ「公務労働者の賃金・労働条件の改善を求める署名」約9万筆を提出しました。この提出行動には、全教から兵庫教組の岸本委員長が参加し、長時間労働の解消と公務労働者の給与改善を求めました。