全教定通部は11月15日、定時制・通信制教育の充実を求め文科省交渉を行いました。冒頭、定通部長から、「定時制・通信制で学ぶ生徒の切実な問題・課題を真摯に受け止め改善を行うよう求める」とあいさつがありました。交渉では、学校現場の実態を伝えるとともに、定時制の学級定員を引き下げること、すべての課程・部・分校に専任の養護教諭を配置すること、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの拡充、高校での通級指導や日本語を母語としない生徒への支援体制確立、定通手当の支給対象に栄養教諭を加えることなど、要求しました。その後、文科省の回答を受けて、さらに具体的な現場の実態をもとにやりとりし、要求の実現を求めました。
この間の交渉で、一定前進面もつくりだしています。引き続き、定時制通信制の教育の抜本的拡充のためにとりくみが求められます。