大阪維新の会が、大阪府議会に、「君が代」起立強制条例を提出している問題で、全教は得丸浩一教育文化局長による談話を発表しました。談話では、条例案の内容を厳しく批判し、「民主主義と教育の条理に反するもので、断じて許されるものではありません」と強調しています。
条例案は、日本国憲法が保障する「思想及び良心の自由」を侵害するものであり、憲法94条が条例制定権を「法律の範囲内」に限定していることにも反しています。また、処分を振りかざした強制・恫喝を行おうとしていることは、子どもたちの成長や発達に責任を持つ教育の営みからして許されるものではありません。
全教は、全国からのとりくみ強化を呼びかけています。