『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年12月号 11月20日発行〉

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憲法調査特別委員会で公聴会開催を決める!議面集会で抗議!

憲法調査特別委員会委員に対する緊急の抗議FAXの集中を!

 15日10時42分、委員長職権で開会した衆議院憲法特別委員会で与党は、22日の中央公聴会と地方公聴会の開催をわずか2分で強行採決しました。


 こうした事態に、12時15分から「5・3実行委員会」が開いた衆議院議員面会所での集会では、参加者から口々に抗議の声とともに、世論をいっそう広げ必ず廃案を勝ちとるとの決意が語られました。
 国会情勢報告に駆けつけた日本共産党の笠井亮衆議院議員は、「改憲手続き法の廃案や、公聴会を強行するなとの国民の声を無視して、自公・与党が公聴会開催を決めた。改憲推進勢力は国民との矛盾に直面することになる」と指摘。一方で、安倍首相が1年生議員を前に改憲手続き法案について述べた「今国会で必ず成立させる」との言葉を紹介しながら、国民の関心が高まり、改憲手続き法案の内容を知られないうちにすすめたいとする与党の姿勢を指摘し、国会議員への地元を含めた要請を強めるなど、国民的な運動を高める必要を訴えました。
 また、社会民主党の辻本清美衆議院議員も駆けつけ、「いよいよ安倍内閣はタカ派的な本質を丸出しにしてきた」として、その危険性を指摘。改憲手続き法案についても、委員会審議の中で「法案のそのものは、小手先の法律であることが明らかになっており。すでにボロボロだ」と述べ、改憲をさせないために「手をつなぎがんばっていこう」と訴えました。
 また、安倍首相の従軍慰安婦発言に抗議するため来日していた韓国の国会議員が連帯あいさつ。「安倍内閣が右傾化していることを危惧している。従軍慰安婦に関する発言への世論の反発から、安倍首相は本質を覆い隠そうとしている。このような安倍内閣が、平和憲法を改憲しようとすることは許すことができない」と強調し、「みなさんに同意的連帯の意を表したい」と結びました。
 
 改憲を許さず、「国民投票法案」を廃案にするために、憲法調査特別委員会に対する抗議FAXの集中を!

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