『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年12月号 11月20日発行〉

【特集】登校拒否・不登校から見える景色――安心できる居場所がほしい

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35人学級実現など文科省概算要求の政府予算化を要求して「みんなのえがお署名」を提出

署名提出総数は106,095筆に
 全教は9月10日、小学校1,2年生における35人学級の実現、高校生に対する給付型奨学金事業の創設など、2011年度の文科省概算要求に盛り込まれた事項が政府予算化されることを要求して、民主党幹事長室に要請するとともに、7月28日以後、さらに集約された「みんなのえがお署名」の最終提出をおこないました。

写真 署名に目を通す吉川副幹事長(手前右)と要望する山口委員長(中央)

 要請には、山口隆全教委員長ほか5名の役員が出席、民主党からは吉川沙織副幹事長(文科省担当)が対応しました。山口委員長は冒頭、「今回概算要求で示された計画を確実に政府予算化することを求めたい」と要望しました。あわせて、7月28日に文科省提出以後もさらに全教に届けられたてきた5946筆の「みんなのえがお署名」を提出し、重ねて実現を要望しました。提出した署名総数は今回の提出分をあわせて106,095筆に達しました。
 対応した吉川副幹事長は、「文科省の概算要求にあたっては、文科省政務3役と民主党で協議し、これでやっていくと確認していること。政府予算となるよう努力していきたい。」と回答しました。
 今回の要請は、9月3日に開催した全教全国代表者会議で提起した「憲法をいかす秋の2つの大運動」の出発点における具体化として小学校1,2年生における35人学級の実現、高校生に対する給付型奨学金事業の創設など、2011年度の文科省概算要求に盛り込まれた事項が政府予算化されることを要求しておこなったものです。

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