11月16(土)~17日(日)に、北海道・東北ブロック青年部学習交流集会が行われました。被災地を見る、歩く、考える行動に、全国から青年が参加し、被災地の現状を学びました。
1日目は宮城の青年から、被災した学校の現在の状況の報告と、公的機関の測定結果がない中で、自分で放射能汚染マップを作製した報告がありました。地域や学校での防災教育はどうあるべきか、環境汚染とは何かについてお互いが意見を交わし学び合いました。
2日目は東松島(鳴瀬二中)、石巻(門脇小、日和山公園)、女川(横倒しになった鉄筋コンクリートの建物、女川町立病院)の被災地をめぐるフィールドワーク。参加者からは「ボランティアに参加した石巻のその後をみられたが、まだまだ傷は深いと感じた」といった感想が聞かれました。「今回被災地を見て、周りの人に現状を知らせてほしい」という現地参加者の言葉に、自分たちができることは何かを考えさせられた2日間の学習交流集会でした。