5月12日(土)~13日(日)に、全教青年部第34回定期総会が開催されました。代議員・傍聴者・常任委員などの参加があり、各組織の様子を語り合い活動を交流しました。
今回の総会では、組合を自分たちの要求実現の場としてとらえ、自分たちの要求をどう実現させていくか、その中でつながりをどう広めていくかを土台として、様々な思いが語り合われました。
リード発言では、都教組の青年部アンケートのとりくみ、北海道高の青年部動画と組織強化のとりくみが紹介されました。
討論では、「ゆいま~る」や「TANE!」からつながる青年の「平和を学ぶ」とりくみが多数報告されました。青年が主体となって企画・運営する平和ツアーなどが各地でとりくまれ、現地を訪れたり体験者から証言を聞いたりするなど直接触れる学びを大切に進められています。
青年の様々な要求に応えることを大切にしたとりくみも報告されました。学習会など学びの要求に応えるもの、懇親会の開催や分会訪問、情報発信の工夫などつながりづくりについての発言もありました。また、多くの組織から働き方に関して深刻な職場の実態が報告されました。「教育に穴が開く」問題やパワハラの実態に対して、アンケートで声を集め「声をあげていきたい」という決意も語られました。
総会1日目の夜に「青年憲法交流企画」が行われたこととも関わって、憲法についての発言が複数ありました。教育と憲法を結びつけて考える発言や平和・憲法の学びを「組合の魅力」としてとらえる発言、憲法との「距離感」など、組合と憲法とのかかわりについて青年の率直な思いが語られました。
討論終了後、提案された議案が全て採択されました。また、役員選挙も実施され、全員が信任されました。新しい体制となった全教青年部として、今後も各地の青年部活動を支援し、青年同士が学びつながれる学習会などを企画していく予定です。