毎年「センたまNET☆」が主催している「先生とたまごのがっこ2018」が今年は2月17日に大東文化会館で開催され、教職員も学生も大いに学びと交流を深めました。
「センたまNET☆」とは、首都圏の学生と青年教職員でつくるサークルです。これまで月に1回程度、スタッフが集まり、ミーティングや学習会を開いてきました。この「センたまNET☆」には、全教青年部としても携わっています。
今回の「先生とたまごのがっこ2018」は、「そもそもなぜ勉強するのか、教育を受ける権利はなぜあるのか知りたい」というスタッフの思いから、全体会講師を宮下聡さん(都留文科大学・元中学校教員)にお願いし、「子どもに『なんで勉強するの?』って聞かれたら・・・~働くことの意味、憲法の幸福追求権と教育の権利、はたらく権利を考える~」をテーマにお話していただきました。
昼食交流に続き、午後は「ジェンダー平等教育」「改めて、国語科は何をする教科か」の2つの選択授業を行いました。参加した学生からは「学ぶことの意味を憲法や子どもの権利条約などを通して解説していただくなかで、自分の中の考えがさらに深化されてとても良い時間になった」「一人一人が大切にされるとはどのようなことかこれからも考え続けたいと思った」などの感想がありました。何を大事にして子どもたちへ向き合っていけばよいのか、学生と一緒に深めることができました。