全教定通部は11月14日、定時制・通信制教育の充実を求め文科省交渉を行いました。冒頭、定通部長から、定時制・通信制で学ぶ生徒の貧困をはじめとする切実な実態・課題を挙げ「現場の声を受け止めていただきたい」とあいさつがありました。交渉では、定時制の学級定員を引き下げること、すべての課程・部・分校に専任の養護教諭を配置すること、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの拡充、高校での通級指導や日本語を母語としない生徒への支援体制確立することなど要求しました。その後、文科省の回答を受けて、さらに具体的な現場の実態をもとにやりとりし、要求の実現を求めました。
この間の交渉で、一定前進面もつくりだしています。引き続き、定時制通信制の教育の抜本的拡充のためにとりくみが求められます。