全教・教組共闘連絡会は、10月7日、全労連・新婦人の会など7つの団体に主催を呼びかけ、全国集会「このままでは学校がもたない!子どもたちの成長や発達が保障され、せんせいがいきいきと働くことができる学校をつくるために」を開催しました。現地参加が190人、オンラインを含め300人近くの参加で成功させることができました。
中嶋哲彦さん(愛知工業大学教授)
集会では、はじめに「教員の長時間勤務に歯止めをかけ、豊かな学校教育を実現するための全国署名」の発起人でもある教育研究者有志の中の中嶋哲彦さんが講演を行い、給特法を抜本改正し、長時間労働の抑制につながる教員に残業代を支給するしくみをつくること、そして教員の授業の持ちコマ数の上限を定めるための義務標準法の改正の必要性が語られました。
山崎すがらさん(東京学芸大4年生)
工藤祥子さん(神奈川過労死等を考える家族の会)*メッセージ代読
黒川陽司さん(国立大学付属学校教諭)
星琢磨さん(京教組書記長)
江夏大樹さん(全教常任弁護団)
リレートークでは、教育を学ぶ学生や夫を過労死で亡くした家族、給特法の適用から外れた国立大学付属学校の教員、弁護士など、さまざまな立場の方から、今の教育困難を打開するための願いや、このとりくみへの共感が語られました。
檀原全教書記長・教組共闘連絡会幹事
集会の最後に、檀原全教書記長・教組共闘連絡会幹事が行動提起をおこない、この集会をきっかけに、全国各地でも多くの団体、保護者に共同を広げ、シンポジウム・集会を開催しながら中教審に私たちの願いを届ける署名のとりくみをさらに広げていこうと呼びかけられました。
集会後の銀座サウンドパレードでは、参加者全員がプラカードを掲げながら、ラップ調のコールや英語によるアナウンスも織りまぜながら、銀座で買い物を楽しむ市民のみなさんに、「このままでは学校がもたない、教育予算を増やして、せんせいふやそう!」の願いをアピールしました。
カードを配布しながら、パレードの目的やSNSでの拡散を呼びかけ、多くのみなさんがパレードに笑顔で声援を声援を送っていただきました。