2021年度大学入試の民間英語検定利用をめぐって、高校生や保護者、教職員から中止を求める声は日に日に大きく広がっています。
署名を集めて文科省に提出するだけでなく、ご意見フォームを使って文科省に直接メッセージを送ったり、国会議員への要請FAXを送るなどのとりくみを追加で提起しました。
11月1日から「共通ID」申込みとなっているにもかかわらず、すべての民間英語検定の日程・会場等が決まっているわけではありません。そうした重要な情報を11月にならないとわからないとする検定団体もあり、現時点でどこを受験できるかわからないのが実情です。そんな中で「共通ID」手続きや予約申込みなどをすすめることはあまりにも拙速です。すべての準備が整っていない現状では、2021年度大学入試の民間英語検定は中止すべきです。