改訂学習指導要領を乗り越える主権者教育を!
~すべての高校生の学び・成長を保障する高校教育を~
《 テーマ 》国語教育・歴史教育が歪められていく…
■日時:10月12日(土)17:00~19:30
■会場:全国教育文化会館 全教共済1階会議室
■報告:本多由紀子さん(北海道高等学校教職員組合)
■報告:河合美喜夫さん(元都立高校教員、中央大学特任教授、歴史教育者協議会)
改訂高校学習指導要領によって各教科内容に多大な影響が出ることになります。これまで、公開研究会では「公共」と「英語」についての報告・討論をおこないました。
いま、大学入学共通テスト・プレテストなどから「国語」がとんでもないことにされようとしていることが明らかになり、改訂学習指導要領実施前から問題噴出の状況です。新カリになって「国語」が改変されれば、これまでの国語教育は大きく変質させられます。
また、「歴史」については、必修科目「歴史総合」の問題が指摘されてきました。これまで必修としてきた「世界史」から、日本の近現代史と世界を2単位で学ぶものへ変えるばかりか、領土問題を強調し、政権の思惑を生徒に押し付けようとするものです。
こうした問題点を指摘しながら、では、現場でどのように“まともな教育”をおこなっていけばよいか、参加者で考えましょう。改訂学習指導要領を乗り越える実践をつくり出していきましょう。