『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年10月号 9月20日発行〉

【特集】教職員の長時間労働と「中教審答申」を問う

  • 全教共済
ニュース

高校教育研究委員会 2018年度 第1回公開研究会

改訂学習指導要領を乗り越える主権者教育を!

~すべての高校生の学び・成長を保障する高校教育を~

■日時:6月23日(土)17:30~19:30

■会場:全国教育文化会館 1階全教共済会議室

■報告:福岡公俊さん(元首都大学東京非常勤講師)

■報告:横出加津彦さん(和歌山県立粉河高校教員)



 3月30日、高校学習指導要領が改訂されました。昨年の幼稚園、小中学校の改訂と同様、国が定める「資質・能力」を子どもたちに押しつけ、指導方法や評価のあり方まで国で定めようとしています。

 憲法が位置づけられていた公民科「現代社会」(必履修)が、高校の道徳教育の中核を担う「公共」に置き換えられ、幼稚園から高校まで一貫して特定の価値観を子どもたちに押しつけ、国・財界の思うままに働かせることができる「人材」育成をすすめようとしています。

 高校教育研究委員会はこれまで改訂学習指導要領を乗り越える主権者教育のあり方を考え、実践交流、討論してきました。今年度は、2022年度本格実施に向け、いっそう課題を鮮明にし、さらに実践的な討議をすすめていきましょう。

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