5月1日、五月晴れの青空のもと、第89回中央メーデーが開催されました。「9条改憲反対! 戦争法廃止 安倍政権の退陣を」「なくせ貧困・格差 8時間働けば暮らせる社会を!」「辺野古新基地建設阻止」などメインスローガンが掲げられた代々木公園には、2万8000人の働く仲間が集まりました。全教は、「変えちゃダメ!憲法9条」「教育の無償化を」など、思い思いの要求をこいのぼりに託してパレードに参加しました。
全教は、中央メーデーに先立って、2019年度政府概算要求期に向けた「えがお署名」行動にとりくみました。教育予算の抜本的増額、教育の無償化、教職員定数の抜本的改善を求める署名に、多くのメーデー参加者が足を止めて協力してくれました。また、奨学金の会が行った署名行動にも参加しました。
集会では、小田川全労連議長のあいさつ、九条の会などからの連帯あいさつにつづいて、3団体から決意表明がありました。決意表明に立った全教の小畑書記長は、「憲法9条改悪につきすすむ政権がすすめる教育政策に抗して、教育の条理に立った学校づくりをすすめていくことこそが、憲法を生かす道」と訴えました。