『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2025年1月号 12月20日発行〉

【特集】障害のある人のいのちと尊厳―優勢思想をのりこえる

  • 全教共済
ニュース

「教職員平和のつどいin長崎」を開催

 77日に核兵器禁止条約が採択され、核兵器廃絶にむけて歴史的な新たなステップを迎えるなか、原水爆禁止2017年世界大会が開催されました。「核兵器のない世界」の実現に向けた運動と共同の発展を喜び合い、新たな方向性を示す集会となりました。
 全教・教組共闘連絡会が88日に開催した「教職員平和のつどいin長崎」には、全国から100人を超える教職員が参加しました。



 「教職員平和のつどいin長崎」では、被爆者の中島正憲さん(長崎被爆者手帳友愛会)から被爆体験を語っていただきました。愛知から参加した青年は、「中島さんの体験を聴いて自分の考えをはっきりすることができた」と発言し、核抑止力論をどう考えていったらよいかなど交流されました。

 また、国連核兵器禁止条約のニューヨーク行動に参加した青年からは、核兵器はいらないという世界の人びとの思いに触れた感動や、被爆者の方と話す中で核兵器禁止条約のすばらしさに気づかされたことなどが報告されました。

  海外代表との交流では、アメリカ(ピースアクション)の青年たちや、中東の教職員(夾竹桃イニシアチブ)の方々に来ていただき、交流を深めることができました。青年教職員の参加が多く感動したこと、核兵器禁止条約にも記述された平和教育の大切さ等について話され、若い人への継承をしていこうとお互いに交流し合いました。全国からは20代の初参加の青年の発言が複数あり、また参加したいと思が語られました。



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