全教は、2017年7月に福岡県や大分県などを襲った豪雨災害に対して、全国からの支援と「子どもと学校の救援カンパ」を呼びかけてきました。9月20日に福岡県朝倉市、東峰村、大分県日田市の教育委員会を、土方功全教中央執行副委員長、中村賢太郎全教北九州執行委員長、阿部のぞみ全教中央執行委員が訪問しました。全国からのカンパを贈呈するとともに、それぞれの教育長などと懇談しました。
○福岡県朝倉市教育委員会へ訪問
福岡県朝倉市では、宮崎成光教育長などに対応していただきました。土方副委員長からカンパの目録を受け取った宮崎教育長は、学校や子どもたちの豪雨災害の被害状況を説明しました。杷木地区の2校の小学校が、現在使用できない状況のため、仮設の校舎を建てて授業を再開している状況を語りました。スクールバスなどを使って、子どもたちが学校に通うことができている様子を教えていただきました。
○福岡県東峰村教育委員会へ訪問
福岡県東峰村では、室井昭博教育長などに対応していただきました。土方副委員長からカンパの目録を受け取った室井教育長は、「子どもと学校のために救援カンパを使いたい」と豪雨災害の被害状況を説明しました。校舎へ直接的な被害はなかったが、プールに土砂が流れて、ボランティアの方の協力を得るなどして、プールの再開ができるようになった状況を語りました。
○大分県日田市教育委員会へ訪問
大分県日田市では、鈴木俊行教育次長などに対応していただきました。土方副委員長からカンパの目録を受け取った鈴木教育次長は、「子どもたちの心のケアを大事にしていきたい」と豪雨災害の被害状況を説明しました。小野地区の1校の小学校が、床下浸水のため、現在使用できない状況にあり、近くの中学校に間借りしている状況を語りました。