全教は 7月16日、参議院議員会館にて「全国教職員投票」記者発表・院内集会を行いました。全教、教組共闘連絡会、全国高校組織懇談会の各組織、マスコミ、国会議員を含む約80人の参加がありました。前日7月15日に衆議院平和安全法制特別委員会において、「戦争法案」が強硬採決されたという状況下で、強行採決への怒りにあふれた集会となりました。
今回のとりくみで、7月13日現在、全国から34,869枚の意思表示カードが集約され、そのうち33,981枚が「賛同」の意思を示しています。「全国教職員投票」は、「戦争する国」ではなく、憲法9条をいかした「平和を広げる国」を子どもたちに手渡す教職員の意思を表すとりくみです。全国の組織では、投票を通して職場での教職員の対話づくりをすすめてきました。多忙な学校現場で、教職員一人ひとりとの対話をすすめ、「子どもたちを守りたい」、「憲法を守りたい」という思いを集め、職場から世論が広がっています。校長・教頭など管理職、組織のちがいを超えた職場の皆さんなど、立場の違いを超えて「賛同」が寄せられています。
また、教職員投票の「ひとこと欄」にはたくさんのメッセージが書き込まれており、そのメッセージからは、「戦争法案」を絶対廃案させたい強い思いが伝わってきます。この投票のとりくみは7月末まで続きます。