5月14日、安倍内閣が自衛隊派兵を恒久化する新法「国際平和支援法」と現行の派兵関連法10本を改定する一括法案を閣議決定しようとする緊迫した情勢のもと、国会周辺、全国各地で閣議決定を許さない行動が展開されました。
官邸前では午前8時から「閣議決定阻止 首相官邸前行動」(主催 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行員会)が行われました。プラカードや横断幕を手に約500人が集まり、「戦争法案絶対反対」「戦争反対」「9条守れ」「憲法守れ」と訴えました。
東京・銀座では正午から、「女性のレッドアクションin銀座」実行委員会のデモ行進が行われ、赤い帽子、スカーフ。Tシャツなどを身にまとった女性800人が参加しました。
全教は、官邸前、銀座のどちらの行動にも、首都圏を中心に参加しました。また、全国各地で行われた集会・行動でも、それぞれ現地の構成組織が参加し、「閣議決定阻止!」を訴えました。
安倍政権は同日午後、「戦争法制」の閣議決定を強行しました。全教は、日本を「戦争する国」に転換させてしまう「戦争法制」の閣議決定に怒りをもって抗議するとともに(声明参照)、「戦争法制」の成立阻止に向けて全力をつくします。