全国組織の違いを超えて、教職員組合の共同の運動を推進している教組共闘連絡会は11月22・23日、全国教職員学習交流集会を開催しました。北海道から九州、沖縄まで全国各地から360人が北九州市・小倉に集い、ともに学び、語り合いました。



　開会集会では、10月に全教に加盟した全教北九州市教職員組合を中心にした現地実行委員会の企画で、仲間を迎える歌、平和の歌、希望と連帯のメッセージを合唱に託し披露されました。参加者からは、「美しい歌声、心の奥からの願いをこめた歌声に胸が熱くなった」（佐賀）、「北九州の仲間の思いにジーンときた」（山口）などの感想が寄せられました。



　全体会では、一橋大学名誉教授・政治学者の渡辺治さんによる講演、「『戦争する国』にむけ暴走する安部政権にいかに立ち向かうか」があり、安部政権の本質、ねらい、解散の背景などが語られました。
　その後参加者は、子どもたちのこと、教職員の働き方や生活と権利、憲法・平和、職場活動など、5つの分科会と4つの基礎講座、5つの各種交流会で、2日間にわたり熱心に学習・交流をしました。「進んだ全国のとりくみやたたかいを聞き、参考になった」（新潟）、「全国のとりくみを聞いて元気がでてきました。明日からまたがんばろうと思った」（京都）、「保護者や地域で共同が広がっているところで要求の前進が大きくなっていることを痛感した」（富山）などの感想が寄せられました。