『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年12月号 11月20日発行〉

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「全教北九州市教職員組合」が全教に加入~第50回中央委員会

 全教は10月18・19日、第50回中央委員会を開催しました。
 中央委員会の第1号議案で、「北九州市教職員労働組合の全教加入」が提案され、満場一致で承認されました。加入後の名称は「全教北九州市教職員組合(全教北九州)」となります。



 全教の構成組織としては50番目となる「全教北九州」の加入承認後、全教の北村佳久中央執行委員長は、全教北九州の中村賢太郎執行委員長らに組合旗を贈呈しました。中村執行委員長はあいさつで、「歴史ある全教の運動に学び、全教北九州がここにあるといわれるような運動をつくりあげたい」と述べると、会場に響きわたる中央委員の満場の拍手で新しい仲間の加入を歓迎しました。



 2日間にわたる討論では、全教が呼びかけた「教職員いっせい行動ゾーン」での、全国で展開されている「憲法を守り、いかす」とりくみ、保護者や地域、組織の違いを超え、一致する要求にもとづいた従来の枠を超えた共同の広がり、具体的な運動と結んだ組織拡大・強化の運動が全国で展開されていることなどが旺盛に報告されました。「組合づくりは組織すること『気遣い、心配り』を大切に」(北海道)、「役員の分会訪問や、『組合、ふれ合い、助け合い』の合言葉でみんなが寄りそえる組合に」(富山)、「『親と教師のしゃべり場』で父母と教職員が本音で語り合う」(山口)などの発言がありました。
 中央委員会は、「当面の闘争推進に関する件」など12の議題と中央委員会アピールを採択し、全日程を終えました。

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