「秘密保護法案」は12月5日の午後4時過ぎ、参議院国家安全保障特別委員会で強行採決されました。野党は委員会への差し戻しを要求しましたが、法案は参議院本会議に緊急上程されました。政府・与党は6日の本会議で採決する方向で、国会は会期末を迎え緊迫した情勢になっています。
全教は、この日も全国から国会に駆けつけ、委員会の傍聴や廃案を求める国会行動に参加しました。委員会での強行採決を傍聴した参加者からは、「怒号の中、委員長の声も何も聞こえなかった。何が起こったのかまったくわからなかった」、「こんなやりかたは絶対許されない」など怒りの声が寄せられました。
国会前は昼の集会に1600人、午後6時30分からの抗議行動には3000人以上が集まり、「秘密保護法案廃案!」、「憲法守れ!」など怒りの声が終日響きわたりました。その後も勤務を終えた青年教員らが続々と抗議行動に加わりました。
全教は6日も終日、「秘密保護法案廃案」に向けての行動を予定しています。