12月1日、2日に、全教は全国委員長・書記長会議を開催し、第29回定期大会に提案を予定している方針の骨格案について論議し、2012年度全教運動の課題と方針について深め合いました。また、2012春闘方針案について運動推進の意思統一を図り、特に労働基本権回復などの状況を踏まえた春闘記のたたかいについての議論を深め、当面のとりくみについての意思統一を行いました。「放射能汚染・被害から子どもたちを守るために」の第1次案も提起され、議論されました。
会議の議論では、東日本大震災にかかわって、「福島の子どもたちが、他県の施設などでのびのびできる場を提供できるよう、全教が音頭をとってほしい」「原発、放射能などにかかわる学習機会をもってほしい」などの要望が出されました。「教育振興計画の影響を交流する事が必要」「労働基本権回復に関わって、市町村交渉の位置づけを強める必要がある」など、大会方針や春闘要求に関わる論議が繰り広げられました。
また、1日目の昼休みには、国家公務員給与特例法案に係る国会行動に全員が合流し、特例法阻止のシュプレヒコールを国会に向けてぶつけました。また夕刻からは、私学争議団を励ます集いが行われました。