全教は、2013年10月17・18日に開催した第48回中央委員会において、昨年10月1日~7日をゾーンとしてとりくんだ「勤務実態調査2012」の最終報告を発表しました。このとりくみは全国39都道府県、6879人から寄せられた調査結果にもとづきまとめたものです。
集約数が最も多かった「教諭等」(フルタイム再任用を含む)では、一ヵ月の平均時間外勤務時間は72時間56分、持ち帰り仕事時間は22時間36分となっています。意識調査では、「仕事のやりがい」を感じているとする回答が81.5%ある一方で、「授業準備の時間が足りない」と感じているとする回答が75.8%、「行うべき仕事が多すぎる」とする回答が84.6%などとなっています。
全教は「勤務実態調査2012」で明らかになった教職員の時間外勤務時間の実態にもとづき、国および都道府県、市区町村、職場などあらゆるレベルでの交渉と協議、懇談などのとりくみを通じて、長時間労働解消にむけた運動の前進をめざします。