「ゆきとどいた教育をすすめる会」は12月10日、東京都内で、2021年度教育全国署名集約集会を開催しました。「教育予算を大幅に増やして、20人学級を展望した少人数学級の前進、教育無償化を実現させよう」など要求をかかげ、この日までに集約した署名数は235万3875筆となりました。特別報告では教員から「不登校になる子どもたちが増えている。教職員を増やして、少人数学級をすすめ、子どもたちに寄り添いゆっくり話を聞くなど丁寧にかかわることが今こそ大切だ」、高校生からは「公立私立関係なく、自分たちの通いたい学校に経済的な壁がなく通いたい」など、訴えがありました。別の高校生からは私学助成運動を広げるとともに地域の商店街を盛り上げるために作成したダンス動画の紹介などが行われました。これまで33年間に集約した署名は、今回の235万3875筆を加え、4億7000万筆を超えました。この力をさらに大きくして、２月の提出行動に向け、とりくみをさらに推進していこうと、アピールが採択されました。

集会後は新宿の街で、巨大な学校グッツや光り物を身につけて、パレードをおこないました。