『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年12月号 11月20日発行〉

【特集】登校拒否・不登校から見える景色――安心できる居場所がほしい

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ゆきとどいた教育求めて全国3000万署名を国会に提出!

今年度の集約数は813万2593筆に!



 ゆきとどいた教育をすすめる会は2月23日、全国3000万署名を国会に提出。今年度の提出数は813万2593筆となりました。


 衆議院議員面会所では、日本共産党の国会議員団が一同に揃い、提出行動を行った参加者を迎えました。

 提出行動にあたり主催者あいさつした石元全教委員長は、「7月のスタート集会以来、3000万署名は、教育基本法の改悪阻止のたたかいと固く結んでとりくまれた。多くの署名に託された父母・国民の思いは、教育基本法の理念を生かし、教育の機会均等、教育条件の整備を求めている」と述べ、国民的な運動をさらに高めていこうと呼びかけました。
 
 3000万署名の紹介議員であり、この提出行動に駆けつけた日本共産党副委員長の石井郁子衆議院議員は、日本共産党の国会議員を代表しあいさつ。「教職員・父母の願いをしっかりと受け止め、教育予算を増やすためにがんばりたい」と述べました。また、国会情勢についても触れ、「教育再生会議の報告や教育関連法案の動きは、国民の願いとはまったく正反対のもの。教育関連法案を阻止するためにがんばりたい」と強調するとともに、憲法改悪のための手続法である国民投票法案についても、絶対許さないとの立場を表明しました。
 
 全国私教連の永島書記長からは、「私学助成が1%削減された。これは教育基本法改悪のねらいを如実に示している。今後もこの3000万署名を大きな目標でがんばりたい」と決意が語られました。
 
 最後に、谷全国私教連委員長が「国会の中で、この署名に込められた声を生かすためにがんばって欲しい」と国会議員に訴え、提出行動を終了しました。
 
 国会への提出にあたって、紹介議員を応諾していただいた国会議員は58人。政党別の紹介議員数は、共産党(衆9、参9)、社民党(衆2、参1)、民主党(衆25、参8)、自民党(衆2、参2)、公明党と国民新党は(衆参共に0)(紹介議員数は2月15日現在計)。

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