13日、午後1時より開催されていた衆議院本会議で14時15分頃、改憲手続き法案が採決され、野党は反対したものの自民・公明両党の賛成で可決。昨日の衆議院憲法調査特別委員会での採決強行に引き続き、慎重審議を求める国民世論などを無視する暴挙を積み重ねました。
国会前では憲法改悪反対共同センターが座り込み行動を行うとともに、衆議院本会議への傍聴・監視行動を行っていましたが、この暴挙に参加者は怒りの声をあげました。
今後、参議院へおくられた改憲手続き法案は、16日から審議入りすることが予想されています。参議院議員へのFAXやメールなどでの要請行動を直ちに集中し、これまでに倍する改憲反対の世論づくりの運動を急速に広げ、改憲手続き法案の参議院段階での廃案を目指しましょう。
改憲手続き法案を廃案にするため全力あげる!
国会前行動の昼の集会では、都教組の山﨑副委員長が決意表明し、「子どもたちが戦場を駆けまわったり、弾丸から逃げまわる国にしてはいけないと心の底から思う。自民・公明両党による採決の強行に対し、怒りを感じている。教職員は『教え子を再び戦場に送らない』との決意のもと、子どもたちと接してきた。今後もこの決意のもとみなさんとともに運動を広げていきたい」と声を高めました。
また、与党案の採決強行について、「自民・公明にとっては最悪のシナリオになったのではないか」とし、「強行採決をせざるを得ないところまで追いこまれた与党は、世論をもっとも恐れている。たたかいはこれからだ」と述べるとともに、教育改悪3法案の廃案を目指すたたかいと合わせて、改憲手続き法案の廃案に向け全力をあげることを表明しました。
◆参議院憲法特別委員会の委員、各政党に抗議・要請のFAX、メールを集中してください!
※とりくみ期間終了後、抗議文・要請文および宛先等の添付ファイルは削除いたしますのでご了承ください。