東京・日比谷野外音楽堂で、安倍内閣の暴走を許すな!教育3法案、社保庁解体、公務員制度改悪、労働法制改悪などすべての悪法の廃案めざす6・13中央総決起集会が開催されました。この集会は、国民大運動実行委員会、子ども全国センター、全労連、東京地評の4団体が主催したものです。
『教育再生』や『美しい国』は、戦前への回帰以外の何ものでもない
この集会で決意表明した全教の米浦委員長は、教育改悪3法案の持つ重大な問題点について、「この間のとりくみと国会論戦を通じて、教育の国家統制・支配をめざすものであることが、ますます明らかになっている」と指摘。また、「命令と強制で、国が教育委員会と学校、教員をしめつけ、いいなりにならない教員を教壇から排除してまで、子どもたちに教え込もうとしているものは一体何か」と述べ、日本青年会議所がつくった過去の侵略戦争を「自存自衛の正義の戦争」「アジア解放の戦争」と描く「靖国DVD」についてもふれつつ、「法で強制し教え込もうとする『愛国心』なるものは、いわゆる『靖国史観』そのものであり、安倍首相のめざす『教育再生』や『美しい国』とは、戦前への回帰以外の何ものでもない」と指摘。また「4年後の憲法9条改悪のための国民投票を意識した中高生に対するとりくみでもあると言える」と述べました。
最後に「教育改悪3法案は何としても廃案にしなければならない」と強調するとともに、運動と急速に盛り上がってきた世論に追い詰められている安倍内閣をさらに追い詰め、すべての悪法阻止と合わせ全力をあげる決意を表明しました。
米浦 正 全教委員長の決意表明全文
6・13集会決議