5月3日からの核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけてとりくまれたニューヨーク行動に、全教・教組共闘から75人の組合員が代表として参加しました。
写真:全教横断幕で行進
日本原水協の1500人の代表団とともに参加した組合員は、4月30日からはじまった国際平和会議、街頭署名行動、5月2日の1万人パレード、NPT会議議長への署名提出、3日の労働者国際交流集会、4日の教職員交流集会などにとりくみました。
ニューヨークのタイムズスクエアから国連本部へのパレードでは、全教・教組共闘の横断幕、ノボリ、各県の寄せ書きなどを掲げ、「核兵器廃絶の国際交渉を開始せよ」と訴えて、元気よく行進しました。全教・教組共闘の大きな横断幕も注目され、出発前から米国市民がカメラを向け、Teachers Unionだと言うと「日本からTeacherが平和のために来たのはGoodだ」と驚きと感激の声も寄せられ、「私も教師だ」と握手を求めてくる市民もいました。各国の参加者、ニューヨーク市民が、互いに写真を撮りあい、握手を交わし、バッジや折り鶴を交換し、連帯を深めることができたすばらしいパレードでした。
パレードが集結する国連本部前では、原水協代表から署名がNPT再検討会議のカバクテュラン議長にしっかりと手渡されました。全教からも、井村中央執行委員が国連事務局軍縮担当のドゥアルテ上級代表に「全教メッセージ」と愛高教のスタンド折り鶴を手渡しました。
3日の労働者国際交流集会では、米反戦労働者連盟(USLAW)代表から、米国でも教員組合のなかでアフガン撤退決議など重要な転換がおきていることが報告され、全教から磯崎書記次長が連帯を表明、「核兵器廃絶と人間信頼のメッセージを世界の子どもたちに伝えよう」と呼びかけました。
4日の教職員交流集会には57人が参加し、日本における子どもの平和の訴えや生徒会の署名のとりくみ、各県での組合員のとりくみを交流しました。