全教は6月17、18日、都内全国教育文化会館で、2010年夏季闘争の前進、参議院選挙での父母・教職員の願いにこたえる政治の実現など、当面するとりくみの推進を議題に、第40回中央委員会を開催しました。
開会あいさつに立った山口隆中央執行委員長は、「菅政権の政治的本質は、アメリカと財界・大企業への忠誠と追随という点で自民党政治とまったく変わらない」と指摘し、参議院選挙で子ども、父母、教職員の願いにこたえる政治の実現のために全力をあげようと呼びかけました。また当面のとりくみでは、「みんなのえがお」署名のとりくみを推進し、定数改善計画の策定で、国の責任による30人学級実現、教職員定数の抜本的改善の要求を高く掲げ、その声と圧倒的な署名を積み上げ、文部科学省に実現をせまろうと強調しました。
中央委員会では北村佳久書記長が当面するとりくみを提案。その後の討論では、すべての子どもの成長・発達を保障する民主教育の前進、労働者・国民とともに生活と権利を守るとりくみ、核兵器廃絶・平和をまもるとりくみ、組織の拡大・強化などを柱に、2日間で40人余りの中央委員が発言しました。
中央委員会では特別決議「参議院選挙にあたり、子ども・父母・教職員の要求実現をめざしすべての組合員の総決起をよびかけます」を採択しました。