県知事選での伊波さん必勝へ、全教の檄布を県民の会などに手渡し、街頭宣伝で訴え
全労連の沖縄基地調査連帯行動(10月15日~17日)に、全教からは全教本部の磯崎四郎書記次長の他、北海道高教組、埼玉県教組から参加し、普天間基地や嘉手納基地の調査活動、辺野古の基地建設計画地の調査と座り込み行動などにとりくみました。また、「伊波洋一さんを県知事に」と奮闘する県民の会、県労連、安保破棄統一連を訪問し激励しました。
写真:「県民の会」の大城事務局長に檄布を渡す磯崎書記次長(右)
普天間基地調査では、嘉数高台で宜野湾市の基地渉外課長から説明を聞き、学校や住宅がひしめく市のど真ん中に480万平方メートルもの基地があり、住宅地の上空で旋回飛行訓練が年間2万回以上もおこなわれている「世界一危険な基地」の異常さを確かめました。日米共同発表で県民の頭越しに新基地建設の予定地とされた辺野古では、ヘリ基地反対協議会のテントで座り込みに参加し、平和丸に乗船し埋め立てがねらわれている珊瑚の海を視察しました。この新基地計画が、大型艦船が着岸できる岸壁や弾薬庫を持つ巨大な出撃基地、空母の着艦訓練やオスプレイの離着陸訓練を思う存分できる最新基地を建設するものであることが明らかとなりました。
那覇市では、伊波洋一さんの勝利で、普天間基地の早期閉鎖・返還、県内移設断念、日米共同発表撤回、海兵隊の撤退を実現しようと燃える「平和とくらしを守る県民の会」を全労連とともに訪問し、大城一馬事務局長(社大党県議団長)に全教の檄布を手渡して激励しました。また、全労連は、沖縄県労連とともに、県議会前で横断幕や寄せ書きを掲げて宣伝行動にとりくみ、全教から磯崎書記次長が「米軍基地の撤去の願いを代表する伊波さんを県知事に」と訴えました。