全教は12月19日、標記の書記長談話を発表しました。
12月17日、萩生田文科大臣は、2021年度「大学入学共通テスト」の国語・数学の「記述式」導入の「見送り」を記者発表しました。
これまで全教は、「記述式」導入中止を求めるFAX要請や署名にとりくんできました。さらに、国会審議や野党合同ヒヤリングを傍聴し、全国に情報発信してきました。
高校生や保護者、高校・予備校・大学等の教職員がSNSで発信し続け、マスコミ報道も途切れることなく継続し、世論が大きく広がりました。文科省が「見送り」を表明したことは当然のことです。
今後は、英語民間検定利用は「延期」ではなく中止を、国語・数学「記述式」導入は完全に廃止を、「高大接続改革」は抜本的な見直しを求めてとりくみを強めます。