文部科学省は10月31日、「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」を公表しました。調査によると、不登校の状態にある子どもは、小学校で130,370人(前年度105,112人)、中学校で216,112人(同193,936人)、高校で68,770人(60,575人)となり、前年度を大きく上回りました。
増加の一途をたどる登校拒否・不登校問題について考えるうえで、子どもたち、保護者が直面している困難、思い・願いに寄り添いながら、学校教育のあり方を問い直し、子どもたちにとって安心できる場所、自分らしく居場所を保障していくとりくみが大切です。
今特集では、各地の学校現場やNPO、保護者のとりくみに学び合う機会にしたいと考えます。