2024年1月1日に起きた能登半島地震では、家屋倒壊や土砂災害、津波などにより、甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
東日本大震災と東電福島第一原発事故から13年目を迎えます。いまだ避難生活をおくる多くの被災者(30、115人、9月8日復興庁発表)の方がいるにもかかわらず、復興予算の削減、復興加配をはじめとする支援策の縮小・打ち切りの動きがあります。また、地元の漁業者をはじめ多くの人の反対・懸念の声に背を向けるALPS処理水の海洋放出も強行されています。あらためて、12年が経つ被災地の「いま」から求められる支援策を考える必要があります。
今特集では、被災地に生きる教職員や地域のみなさんの声に耳をすませ、私たちのとりくみにいかしていきたいと思います。