1945年8月6日広島、9日長崎に原子爆弾が投下されて75年。
被爆者は、「こんな“地獄”の体験を誰にもさせてはならない」と、「思い出したくない、あの日」のことを語り継ぎ、核兵器のない世界の実現を求めて、今も声を上げつづけています。
その思いにふれた多くの人々が、子どもたちとともに平和といのちの大切さを考え、行動してきました。そうやって育ってきた人々が、さらに後世へとバトンをつないでいこうとするとりくみも始まっています。
予定されていた「核不拡散条約(NPT)再検討会議」は延期、「原水爆禁止世界大会ニューヨーク」は中止されましたが、核兵器廃絶を求める声は、様々な形で世界にひろがっています。
本特集は、「ヒロシマ・ナガサキ」の体験から私たちがいま、何を学び、どのように行動していったらよいのか、考える一助になりたい。
※特集は★、連載・シリーズは☆