新型コロナウイルスは、私たちの生活を大きく変えてしまいました。長期の休校を経て再開された学校では、消毒・手洗い、「身体的距離」の確保などの感染防止と同時に、6時間授業や長期休業の短縮など「遅れを取り戻す」ことが優先され、子どもからも教職員からも大きな悲鳴が上がっています。
この半年間の経験を通して私たちは、子どものいのちと健康を守り、学びと育ちを支えるうえで、学校が、いかに大きな役割を果たしていたのかを痛感しました。子どもの成長・発達にとって、人とふれあい、ともに過ごすことがどんなに重要なのかを考えさせられました。
感染拡大が続いていますが、そんななかだからこそ、目の前の子どもたちにとって、どんな学校・教育課程が求められているのか、みんなで知恵を出し合い、みんなでつくっていくことが求められていると思います。
本特集は、各地のこうしたとりくみを交流し合い、子どもたちが楽しく安心して通える学校づくりを広げる一助となりたい。
※特集は★、連載・シリーズは☆