2月3日～4日に全国青年教職員学習交流集会TANE！が東京で開催されました。全国から現地に165名が集い、全体会のオンライン配信を視聴した20名を含めて185名が参加しました。

　1日目の全体講演では、「子ども・教職員が通いたいと思える学校づくり～子どもの権利と同僚性～」をテーマに、立命館大学大学院教職研究科教授の春日井敏之さんよりお話を聴きました。子どもたちはどんな学校をもとめているのか、「安心安全な学校ってどんな学校？」と実際に子どもたちの声に耳を傾けているだろうかという問いに、子どもの意見表明権の尊重が今の学校教育の難しさでもあり、最も大切であることが語られました。

　参加者からは、「今の職場と重なり、大人の多忙が子どもに良い子でいることを強いていると感じた。」「実は同僚性の構築が、子どもの声を聴くことにつながる。」などの感想が寄せられました。

　講演後は５つの実践レポート分科会が行われました。青年レポーターが子どもたちとの関わりで悩んでいることや大切にしていることを報告し、小グループに分かれて参加者全員が自分の実践を語り合いました。2日目は、６つの講座に分かれて講師と共に学び合いました。4年ぶりにフィールドワークも開催しました。