『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2025年1月号 12月20日発行〉

【特集】障害のある人のいのちと尊厳―優勢思想をのりこえる

  • 全教共済
専門部

「若者憲法集会」が開催されました

 6月22日(日)、若者憲法集会が開催されました。実行委員会団体として全教青年部も分科会を担当するとともに、集会には多くの青年教職員が参加しました。

 午前中、全教青年部が担当した「歴史の真実を知りたい、伝えたい-教育と自由を考える」の分科会は、80名を超える参加者を迎え、熱気あふれる分科会となりました。講師の渡辺雅之さん(立教大学教職課程講師・全国生活指導研究協議会全国委員)からは、映像を交えて、教育への政治介入にどんな危険性があるのか、次の世代に何を伝えるべきなのか、具体的にお話してくださいました。また、今の教育現場の現状について青年教職員が話す機会もあり、参加者同士で意見を交流することができました。
 午後の全体会では高遠菜穂子さんのお話を伺った後、青年からのアピールがありました。全教青年部からは10人の仲間と共に、舞台にのぼった阿部のぞみさん(全教青年部長)が発言しました。「私たちは『教え子を再び戦場に送るな』というスローガンのもと、憲法を知り、広める活動をしてきた。年末の青年教職員平和の旅、9のつく日に“9条にカンパイ”をするイベントなど、様々なとりくみを今までにおこなってきた。3月には全教主催の“安倍『教育再生』ストップ!憲法を守り、いかそう3・29全国学習決起集会”をおこない、全国から2700人の参加があった。私たちは目の前の子どもたちを戦場に送るわけにはいかない。子どもたちと教育を守るために自分たちができることを続けて、憲法を守り、いかすとりくみを広げていきたい」と語りました。
 若者憲法集会には全体会に1000人以上の参加があり、17時半からのデモには800人が参加し、憲法壊すな、9条守れと声をあげました。

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