2月6日~7日、静岡県伊豆の国市、伊豆長岡で全教主催の全国青年教職員学習交流集会「TANE!」が開催され、全国から189名が参加しました。
1日目は、はじめの会、全体講演と学校種別分科会、夕食交流会がおこなわれました。
はじめの会では、西山佐紀子集会実行委員長のあいさつのあと、実行委員による構成劇がおこなわれ、実行委員が青年教職員の問題意識から企画を練ってすすめてきた様子をいきいきと演じました。
全体講演は「友だちさがしの旅」と題して講師の溝部清彦さん(全国生活指導研究協議会指名全国委員)が、具体的な実践を語りながら、「一人ぼっちをつくらない」と仲間の大切さやつながりの大切さ、子どもに寄り添う重要な視点を熱く楽しく講演されました。
(参加者からの感想)
ユーモアをまじえながらの講演、とても楽しく聴かせていただきました。子どもとしっかりと向き合うこと、テーマを持って子どもと関わることの大切さを実感しました。何よりも“教員っていいな”と心から思いました。ありがとうございました。
学校種別の分科会では、小学校低学年・小学校高学年・中学校・高校・特別支援(学級内)。特別支援学校の6つにわかれました。それぞれの分科会で、レポーターが青年の実践レポートを発表し、その後グループにわかれて討論、交流をおこないました。
(「中学校分科会」参加者からの感想)
レポーターさんからの発表、小グループでの討議ともにとても勉強になりました。自分は今年初めて担任をもち、悩み多き日々でした。そんな中で、担任の先輩のみなさん(それも全国の!)の話を聞くことができ、まさしくこれからの実践の「TANE」をいただきました。みんな全国のところどころで悩みながら教育実践をしていて、今回の「TANE!」で少しかもしれないけどつながれたと思います。“人とつながる”たのしさ、うれしさを自分の経験からも子どもに伝えたいと思っています。ありがとうございました。
2日目は「あさの会」で静岡より尾崎裁判、木村裁判の紹介と支援要請、生協労組、農民連からも活動の紹介がありました。「あさの会」後、7つの講座・フィールドワークにわかれました。
(講座「全教ってなに?」参加者からの感想)
感動の涙、いかりの涙・・・感動と「なるほど~!!」がいっぱいの講座でした。まだまだ時間がほしかったです。教師という仕事を力いっぱいやっていける職場環境をつくれるといいなぁ~と希望をもちました。そして、全教に入ってやっぱりよかった、まちがいなかったなと確信をもちました。
講座終了後、「かえりの会」では参加した方から3名に感想を発言していただき、集会の様子をうつしたスライドをみながら参加者で歌をうたって集会を閉じました。